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物の見方・考え方

 十人十色とはよくいったものだ。世の中、コーチングだのファシリテートだのロジカルシンキングだの横文字がはやっているのだが、こんな技術いくら持っても、所詮は技術的なことである。経営の中心にはなり得ない
 何を言いたいかと言えば、これで、人間心理がわかり、うまくヒトを動かすことができるなどど思うとドツボに
はまるということだ。なぜなら、ヒトは違う。違うことをどれだけ認められるか、その度量があるか?
または、自分のヒトを見る目や哲学が明確かということだ。

例えば、今の職場で働く意味か明確か?(仕事観)、自分の人生を如何に生くか(人生観)
の正らしさを常に検証し、磨いているかを常に問うているか?ということである。
自分と向き合う時間を持たないヒトは、ほとんど成長がない。物を考えようとしないのが原因である。本人は考えているつもりでも、それは、考えているのではなく、好きか嫌いかの判断しかしていない場合が多い。
実に本能的な生き方をしているか良くわかる。

 今、話しているのは、自分の基準(観)を明確にして、それに基づいて考えているかということだ。
もし、あなたが、経営者や上司であるとすると、自分が尊敬に値する人間に磨きをかけているか?
社員は、尊敬できない経営者や上司の意見なんか聞かないし、真似ようともしない。そんな会社で働く意味が無いので早晩辞める。そんなものである。という自覚と責任である。

 だから、まずは、自分を磨き、信頼感に足る人間形成こそ、本当は、技術が生きる早道なのである。

 皆様、物の見方・考え方_b0134980_5305750.jpg熱く、正しく生きよう。

by wh1726 | 2009-08-08 05:32 | 苦言・提言  

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