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ものの見方・考え方

 先日、経営者の会で、すばらしいヒントを得た。いくらよい戦略ができたとしても「行動」が
伴わないとそれは、絵に描いたもちである。成果は全く得られない。

さらに、その行動を起こすのは幹部・社員であるが、それらが、正しく理解し行動する保証はない。

では、どうすれば、正しく行われるかといえば、教育しかない。会社を理解し、話を理解することが
できるようにしなければならない。先日も、あるクライアント先の会議で、経営者は、議論の末、
00する。と発言に対し、A君の00社長はなぜ、そのような結論に至ったか理解できますか?と
質問をした。A君の答えは、今までの議論の内容を繰り返しただけで、なんら、自らの「頭」で理解
したものでは無いのだ。これが、現実である。なにもA君がバカなのではない。むしろ優秀なのである・しかし、戦略に基づいた正しい行動は出来ない社員になってしまうのである。

なぜ、こんなことが日常茶飯事に起こるのか?よ〜く考えて見て頂きたい。

 一般的に、優秀な経営者であればあるほど 結論が早い。すなわち社員が理解していないのが、良くわからないというギャップを生むのに気がついていないのが、大きな問題、大きな間違いを犯していることだ。

 仮にA君ならA君の理解しやすいプロセスで話すこと。その結論に至った理由をプロセス立てて
話してゆくことが大切なのである。その訓練ができていない。

これが出来ないうちは、社員はいつまでも「正しい行動」をしてくれない。すなわち、
業績が上がらない。ギャップを埋められるのは、経営者しかいない。努力が必要である。
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ことになる。

by wh1726 | 2010-11-24 06:13 | 苦言・提言  

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